どうも皆さん、バルコニーです。
このページでは『延喜の荘園整理令』
について解説していきます。
『延喜の荘園整理令』は何天皇の時?
『延久の荘園整理令』を楽に暗記したい
という人、いると思います。
そんな人のために、このブログでは日本史試験の頻出部分を絞って
力づく&無理やり感のない語呂合わせ&覚え方を紹介しています!!
(語呂合わせだけ知りたい方は、目次から直接『便利な暗記法~』へジャンプしてください!!)
延久の荘園整理令
延久の荘園整理令以前の荘園整理令は、
藤原氏を筆頭とする有力貴族たちが関与していたため、効果的な荘園整理が行われませんでした。
しかし1069年、後三条天皇の時代に状況が一変します。
後三条天皇は藤原氏を外戚としない天皇。つまり、藤原氏の影響を強く受けない天皇だよ!!
そのため、延久の荘園整理令は、
有力貴族や大寺院の荘園に対して、忖度なく本格的な荘園整理を行うことができました。
延久の荘園整理令の特徴的なポイントとして、記録荘園券契所 が挙げられます。
記録荘園券契所
それまでの荘園整理令は、国司が主体となって行われていた。
しかし、国司は有力貴族と癒着しており、荘園整理令がうまく進まない。
後三条天皇は、荘園整理令の実施を国司に任せるのではなく、
直轄部署である記録荘園券契所で行うことにした
また、記録荘園券契所で働く人々も、藤原氏などと縁の薄い官僚たちを選び、公正に荘園整理を行いました。
その結果、権力者(特に藤原氏)たちの利益を優先することなく、うまく改革が進んだのです。
延久の荘園整理令をきっかけに、藤原氏は勢力を失い、政治の世界に姿を現さなくなっていくよ。
便利な暗記法① 延久の荘園整理令
『延久の荘園整理令』の要点と年号を楽に暗記したい。
『延久の荘園整理令』と区別がつかない!!
上記のような人、いると思います。
『延喜の荘園整理令』と『延久の荘園整理令』は読みが似ているから、ごっちゃになりやすいね。
そこで
『延喜の荘園整理令』と『延久の荘園整理令』を区別し、
かつ楽に覚えることができる語呂合わせを考えました。
できるだけ無理やり感が無いように作ったよ!! ぜひ参考にしてね!!
語呂合わせは
太鼓の演技法をキレイに永久登録後で参考にしよう!!
太鼓の演技 → 醍醐天皇 & 延喜の荘園整理
『太鼓』から『醍醐天皇』を
『演技』から『延喜』をそれぞれ連想
きれいに → 902年(延喜の荘園整理令の年)
902→きれいに
永久 → 延久の荘園整理令
『永久』から『延久』を連想
登録 → 1069年(延久の荘園整理令の年) & 記録荘園券契所
1069 → 登録 『録』から 『記録』を連想
後で参考……後三条天皇
この語呂合わせを覚えることで、
醍醐天皇の時に延喜の荘園整理令
後三条天皇の時に延久の荘園整理令
延久の荘園整理令の特徴である記録荘園券契所
それぞれの整理令の年号
上記を簡単に暗記することができますよ!!
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終わりの言葉
勉強、お疲れさまでした!!
今回は『延久の荘園整理令』について見ていきました。
当ブログでは高校日本史の語句や出来事の簡単な暗記法や語呂合わせをたくさん記載しています。
このブログを見たおかげで問題が解けた!! 暗記が楽になった!!
といった感想を持っていただけると嬉しいよ!!