どうも皆さん、バルコニーと申します!!
今回は『藤原良房』について解説していきます。
藤原良房は、他氏排斥や外戚政策(外祖父となって権力掌握)によってドンドン権力を蓄えていきます。
藤原良房について勉強する際
・藤原氏多すぎ‼
・出来事の順番を忘れてしまう
・いい語呂合わせが思いつかない
特に藤原氏が多くて覚えられない、藤原氏の覚え方が分からないという方、いると思います。
しかし、安心してください。
このブログでは、私が予備校時代に日本史の点数を爆増させた覚え方や語呂合わせを記載しています!!
効率の良い語呂合わせ&覚え方を知りたい方はぜひ参考にしてください!!
(便利な暗記法や覚え方だけを知りたい方は、目次から直接「便利な暗記法 ~」に飛んでください!!)
テストによく出る藤原氏をまとめたページはこちらから!!
もちろん、無理やり感の無い語呂合わせ付き!!
藤原良房の超ザックリ解説
『藤原氏の権力掌握』のトップバッターは藤原良房です。
彼の時代に起こった主な出来事として下記が挙げられます。
842年 承和の変
謀反の疑いで橘逸勢と伴健岑が流罪となる
清和天皇が天皇になった際、外祖父として実質的に摂政に就任
866年 応天門の変
応天門に放火したとして伴善男らが流刑となる
摂政就任が確固たるものになる
押さえておくべきポイント
・『承和の変』で橘逸勢と伴健岑を排斥
・『応天門の変』で伴善男を排斥
・良房は人臣(皇族じゃない身分)で初めて摂政に就任した
続く藤原基経は初の関白に就任するよ!!
解説① 承和の変
842年 良房は、自分の妹と仁明天皇との間に生まれた道康親王の皇位継承を望んでいました。
天皇の親戚関係になれば、今よりも地位も権力もアップするよ!!
しかし、皇太子にはすでに淳和上皇の皇子である恒貞親王が選ばれています。
つまり、良房の野望実現のためには、恒貞親王を皇太子の座から引きずり下ろす必要があります。
『恒貞親王に仕える橘逸勢と伴健岑が恒貞親王と謀反を起こそうとしている』とすることで、
伴健岑・橘逸勢らを謀反人として処分。恒貞親王は皇太子の座をはく奪。
良房は望みどおり、道康親王を皇太子に立て、ついでにライバルの排除に成功します。
下記の記事に、承和の変の年号の語呂合わせを記載しているよ!!
解説② 応天門の変
866年に伴善男は源信の失脚をねらい、源信の仕業だと思わせるようにして、応天門に火をつけました。
しかし、藤原良房の進言により、源信は無罪に。その後、密告により伴善男に嫌疑がかけられます。
その後、伴善男は流罪が確定。良房は他氏排斥に成功します。
下記の記事に、応天門の変の年号の語呂合わせを記載しているよ!!
便利な暗記法② 藤原良房の時代に起きた出来事の語呂合わせ
『伴健岑と伴善男 どっちが承和でどっちが応天門?』
『初めて人臣で摂政になったのは、良房と基経どっちだっけ?』
『出来事の順番が覚えられない‼』
上記のようになる人、多いはずです。
そんな時は
良い棒で乗馬をバンバン叩いたら、門の手前で怒りが爆ぜた
とおぼえましょう!!
良い棒→良房 乗馬→承和の変
房は音読みで『ぼう』と読める 乗馬から承和の変を連想
バンバン→橘逸勢と伴健岑
『逸』は『晩』に似ている 伴は音読みで『ばん』と読める
門の手前→応天門
爆ぜた→伴善男&初の摂政
『伴善男』は『はん ぜんお』とも読める
『はんぜんお』から『爆ぜた』を連想
初の摂政の『初』と『摂』から『爆ぜた』を連想
この語呂合わせを暗記しておくことで
・承和の変と応天門の変の順番
・それぞれの変で排斥された人物名
・人臣で初の摂政は藤原良房
がスルッとでてくるようになります。
この語呂合わせを覚えて、
『藤原氏 区別がつかない』『藤原氏 わからない』問題を解決しよう!!
終わりの言葉
勉強、お疲れさまでした!!
藤原氏は他氏排斥を存分に活用します。
つまり、誰の時に誰が排斥されたっけ?
となりやすいです。
藤原氏が多くて覚えきれない
そんな悩みを持つ人はたくさんいます。
しかし!! 逆に言えば、区別をしっかりつけておくことが、周囲との差を大きく広げる事につながります!!
引き続き、当ブログでは日本史の語句や出来事の簡単な暗記法を記載していきます。
このブログを見たおかげで問題が解けた!! 暗記が楽になった!!
といった感想を持ってもらえると嬉しいです!!
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