どうも皆さん!! バルコニーと申します!!
このページでは鎌倉幕府の重要役所である
侍所 ・ 政所 ・ 問注所に触れていきます!!
3つの役所とそれぞれの初代長官の名前が覚えきれない……。
そんな人、いると思います。
しかし、安心してください。
このブログでは、私が予備校時代に日本史の点数を爆増させた覚え方や語呂合わせを記載しています!!
効率の良い語呂合わせ&覚え方を知りたい方はぜひ参考にしてください!!
便利な暗記法や覚え方だけを知りたい方は、
目次から直接「便利な語呂合わせ ~」に飛んでください!!
解説① 侍所 初代別当は和田義盛
侍所は、警察・護衛の役割。
そして、御恩と奉公の関係を結んだ武士(御家人)を統率する機関です。
1080年 以仁王の宣旨があった際、関東武士が頼朝のもとに集まりました。
頼朝は『御恩と奉公』の仕組みを作成。
すると御恩を求めて御家人がどんどん増えていきました。
御恩
将軍から御家人に与えるもの
本領安堵(御家人の土地支配権の保障)新恩給与(功績に応じて新しく土地を与える)がある。
奉公
御恩を受けるかわりに、将軍にとって有益な行動(護衛や警察、平氏として戦に参加)をする。
頼朝は増えた御家人を管理する役所を設立。
それが侍所です。
初代別当(侍所の長官)には、和田義盛が抜擢されました。
侍所が設立された1180年は、様々な出来事が起こった時期だったね!!
解説② (公文所)政所 初代別当は大江広元
御家人が増え、鎌倉幕府が認める土地が増えてくると、管理・徴税に加え、鎌倉幕府の政務を本格的に整えなくてはいけません。
戦闘に特化した武士たちにとって、政務・財政は苦手分野。そこで専門機関を設立する必要が出てきたよ!!
こうして設立されたのが公文所です。
公文所は後に名前を変えて政所に。
文字通り政治を担当する役割を担うことになります。
政所は政務の中枢とも言える重要な役割を担う機関。だから長官も武力ではなく、知識に長けた人が任せられたよ!!
ここでも長官のことは「別当」と呼びました。初代別当は、貴族出身の大江広元です。
解説③ 問注所 初代執事は三善康信
問注所は主に訴訟・裁判を司る機関です。
関東武士の統制のために、武士内でのいざこざは最小限にとどめる必要があります。
武士たちは荒々しいため、いざこざがあれば武力行使に発展することもしばしば。的確に裁きを下す役所があれば、余計な流血を減らすことができるよ!!
こうしてできたのが問注所です。
長官の名称がほかの2つとは異なる「執事」。初代執事は 三善康信です。
醍醐天皇が活躍する時代に三善清行って人がいたね。間違えやすいから要注意!!
便利な語呂合わせ 侍所 ・ 政所 ・ 問注所 の覚え方
侍所 ・ 政所 ・ 問注所の初代がごちゃごちゃになる……。
そんな人、多いと思います。
そんな人のために、語呂合わせを考えたよ!!
なるべく無理やり感無いように作ったから、ぜひ参考にしてね!!
語呂合わせは
技を良くして 勢力広げて 前進中
技……和田義盛&侍所
「わ」から和田を、「ざ」から侍をそれぞれ連想
良くして……義盛
勢力……政所
「勢」から「政」を連想
広げて……大江広元
広元 は 広元 とも読めるので
広げて から 広元 を連想
前進…… 三善康信
「前」から「善」を、「進」から「信」をそれぞれ連想
上記の語呂合わせを覚えることで、
侍所・政所・問注所の初代長官の名前
問注所の初代執事は三善清行ではなく、三善康信
この2点をスルッと暗記できますよ!!
「この語呂合わせ使える!!」と思った人は、ランキングボタンをクリックしてね!! ブログ更新の励みになるよ!!
終わりの言葉
勉強、お疲れさまでした!!
先にも述べましたが、3つの役所とその初代長官はごちゃごちゃになりやすいです。
だからこそ、しっかり暗記しておくことで、なんとなくで覚えている人と大きく差をつけることができます!!
引き続き、当ブログでは高校日本史の語句や出来事の簡単な暗記法や語呂合わせを記載していきます。
このブログを見たおかげで問題が解けた!! 暗記が楽になった!!
といった感想を持っていただけると嬉しいよ!!
効率よく時間をかけずに出来事を暗記したい!!
という方は、ぜひ他のページもご覧になってください!!