どうも皆さん、バルコニーです。
今回は藤原良房の時代に起こった出来事の1つ
『承和の変』について触れていきます。
承和の変の解説を見たい!!
承和の変の語呂合わせが知りたい!!
そんな方はぜひ参考にしてください!!
(語呂合わせだけを知りたい方は、目次から直接「承和の変の語呂合わせ」に飛んでください!!)
YouTubeでも覚え方を公開中!!
短い動画だから、予習復習にも便利だよ!!
承和の変の要点チェック
まずは承和の変の要点を捕らえておこう!!
承和の変は、藤原良房の時代に起こった、
他氏排斥政策の1つです。
他氏排斥
自分の身近な側近や一族以外を排除、政治から遠ざけることで、ライバルを排除し、権力を独占する方法。
842年 承和の変によって、橘逸勢と伴健岑が処罰。2人が仕えていた恒貞親王は皇太子の座を廃止されます。
代わりに皇太子となったのが、藤原良房の妹の子である道康親王(後の文徳天皇)。
承和の変を成功によって、藤原良房は天皇家の親戚となり、大出世を遂げます。
良房は、臣下としては日本史上初めてとなる摂政にまで上り詰めるよ!!
もっと詳しく解説!! 承和の変
蔵人所や検非違使を設立した嵯峨天皇は、
弟の淳和天皇に皇位を譲り、
その後、淳和天皇は仁明天皇に皇位を譲ります。
藤原良房は、嵯峨上皇と皇太后に気に入られ、大きく力をつけていったよ!!
そして良房の妹が仁明天皇の中宮となり、
その間に道康親王が生まれました。
道康親王が天皇になれば、良房は天皇の親戚になる。権力の更なる強化が実現するよ!!
しかし、皇太子にはすでに淳和上皇の皇子である恒貞親王が選ばれています。
良房の野望実現のためには、恒貞親王を皇太子の座から引きずり下ろす必要があります。
恒貞親王に仕える橘逸勢と伴健岑は、恒貞親王の身に危険が迫っていると察知。親王を東国へ移すことを計画します。
しかし計画は失敗。伴健岑・橘逸勢らは逮捕。
謀反人として処分されました。
恒貞親王を東国へ向かわせて、東国で仁明天皇に対して謀反を企んだと濡れ衣を着せられたよ……。
謀反の当事者とみなされた恒貞親王も、皇太子の座を廃止。
事件後、良房の望みどおり、道康親王は皇太子に立てられます。
道康親王は後の文徳天皇。良房は天皇家の親戚になり、強大な権力を手に入れるよ!!
承和の変の語呂合わせ
承和の変について学習するとき、
他紙排斥された人物を忘れる
年号を覚えきれない
藤原 誰 の時に起こった事件だっけ?
上記のようになる人、いると思います。
そこで、年号と要点をまとめて覚えることができる語呂合わせを作ったよ!!ぜひ活用してね!!
承和の変の語呂合わせは
友達は死に、友情は崩壊
友達……伴健岑 & 橘逸勢
友から『伴』を、達から『橘』をそれぞれ連想
は死に……842年
は死に
友情は……承和の変
崩壊……藤原良房
房は『ぼう』とも読める
『崩』から『房』を連想
上記の語呂合わせを覚えることで、楽~に
要点と年号を覚えることができますよ!!
終わりの言葉
勉強、お疲れさまでした!!
今回は『承和の変』の語呂合わせと解説を紹介しました。
他氏排斥は、誰が誰に排除されたかをしっかり覚える必要があり、苦手としている人が多い部分でもあります。
だからこそ、しっかりと押さえておくことで、周囲との差をさらに広げることができます!!
引き続き、当ブログでは高校日本史の語句や出来事の簡単な暗記法や語呂合わせを記載していきます。
このブログを見たおかげで問題が解けた!! 暗記が楽になった!!
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効率よく時間をかけずに出来事を暗記したい!!
という方は、ぜひ他のページもご覧になってください!!